風しん予防接種費用の一部を助成します
風しん予防接種費用の一部を助成します
風しんは、妊娠初期の女性が感染すると胎児に難聴、心疾患、白内障及び網膜症
等を主症状とする「先天性風しん症候群」という病気が起こる危険性があります。
このことから、町では先天性風しん症候群の発生を予防するため、下記の方を対象
に、風しんワクチン又は麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の予防接種
費用の一部を助成しています。
【対象者】
御宿町に住所を有し、次のいずれかを満たす方
(1)妊娠予定または希望している女性
(2)妊娠を予定または希望している女性の配偶者(婚姻の届出をしていないが、
事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含む)または妊婦の配偶者
※今までに御宿町の風しん予防接種費用助成を受けたことのある方は除く
※妊娠中もしくはその可能性がある女性は接種できません。
また、女性は接種後2か月間の避妊が必要です。
【助成対象の予防接種】
・風しんワクチン予防接種
・麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)予防接種
【助成回数・金額】
風しんワクチン(単抗体) 3,000円
麻しん風しん混合ワクチン(MR) 5,000円
※1人につき1回限り
※生活保護世帯の方は接種費用の全額を助成
【対象期間】平成31年2月1日以降に受けた風しんワクチン・麻しん風しん混合
ワクチン(MR)予防接種
【申請方法】
医療機関で接種した後、保健福祉課(3F)で申請してください。
<必要書類>
・接種医療機関発行の領収書
・接種済証等の接種したことが確認できる書類(領収書で確認できる場合は不要)
・風しん抗体検査結果通知書(風しん抗体検査を受けた方のみ)
※印鑑及び申請者名義の振込口座がわかるものが必要です。
【問い合わせ】保健福祉課 保健事業班 TEL 68-6717
風しんに関する情報
◎風しん抗体検査助成制度
千葉県では下記の1~5の要件をすべて満たす方に委託医療機関で
風しんの抗体検査を無料で受けることができます。
【対象者】
1. 千葉県市町村に居住地を有している(千葉市・船橋市・柏市を除く)
2.次の①~③のいずれかに該当すること
①妊娠を希望する女性(19歳以下で未婚の方は保護者の同意が必要)
②妊娠を希望する女性のパートナー
※配偶者のほか、婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と
同様の事情にある方も含む。
③風しんの抗体価が低い妊婦のパートナー
※HI法で32倍未満、EIA(IgG)法で8.0未満
3.過去に風しん抗体検査を受けたことがない
4.過去に風しんの予防接種を受けたことがない
5.過去に風しんにかかったことがない
実施期間や、申込方法など、詳しい情報や委託医療機関については、千葉県の
ホームページ(下記リンク)をご確認ください。
【風しんとは】
「風しん」とは風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
風しんウイルスが、咳などにより喉や鼻から入り、発症します。
一度かかると大部分の方は、その後風しんにかかることはありません。
◎潜伏期間 : 2~3週間(平均16~18日)
発疹の出る前後約1週間は感染させる可能性があります。
◎症状 : 発熱や発疹、頸部リンパ節の腫れが主な症状
子ども:比較的症状が軽い
※まれに脳炎など重篤化することもあります。
成人 :発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、関節痛がひどい
ことがあります。
【風しんを疑う症状が現れた場合】
周囲の感染を防ぐため、必ず医療機関に電話連絡し、医療機関の指示に従って
受診してください。また、感染拡大を防ぐため、公共交通機関の利用や妊婦との
接触を避けてください。
【なぜ妊婦や妊娠を希望している女性に風しんは注意が必要なの?】
妊婦、特に妊娠20週頃までの妊娠初期の方が、風しんにかかると胎児が風しんウイルスに
感染し、難聴、心疾患、白内障、精神や身体の発達の遅れなどの障害をもった赤ちゃんが
生まれる可能性が高くなります。これら風しんウイルスが原因となる障害を称して
「先天性風しん症候群」と呼びます。
【対策】
過去に予防接種を2回受けている方、風しんを発症したことがある方は、大部分の方は
風しんにかかることはありません。
妊婦や妊娠を希望される女性、妊婦と同居している方、妊婦と接触する機会が多い方
(医療関係者など) のうち予防接種を2回受けていない方や予防接種歴が不明の方で、
風しんにかかったことが不明な場合は、医療機関に相談のうえ抗体検査や予防接種の
検討をお願いします。
但し、すでに妊娠している方は、予防接種ができませんのでご注意ください。
担当課:保健福祉課